以前書いたように、Boboには最近ずっと気になっていたSPHという石けん工場があります。そう、Youtubeで見つけた動画。「Karité」と「Bukina」のキーワードでひっかかりました。どうも、ロクシタンの石けんを作っているらしく、ロクシタン基金というロクシタンの福祉事業部みたいなところが作っているビデオで、とてもよくできています。画面中にはいくつか石けんが出てきますが、とても質がよさそうです。立派な、ブルキナとは思えない機械まで入っています。でも、連絡先がわからず、困っていたのですが、なんと、祝日前の石けん店頭調査で、そこの石けんを発見。連絡先が書いてあったので、早速電話してみました。すると、明日から出張なので、今すぐ来なさいとのこと。急いでもうひとつの石けん工房とアポを取って、タクシーに飛び乗り、急行しました。
1つは洗濯石鹸(かなり大きくて350CFA)、1つはKari Bautéという名前の普通の浴用石鹸(カリテ40%配合)、そして最後、これが超気に入ったのですが、はちみつ石けんで150g400CFA(カリテ40%配合、他、パーム油とパーム核油使用)です。かわいいでしょう?ロクシタンの石けんをまねしたものらしく、なかなかの出来です。ブルキナ製とは思えない!はちみつの香料を少々使っており、はちみつの香りがします。はい、弊社でぜひ仕入れを検討したいと思います!
もう一種、今年の秋発売の石けんは、動物石けん。ライオン、かば、ぞうの3種類セットです。かわいいですね。これもロクシタン基金のものでした。これらの石けんはどうも日本には入ってこなさそうですね。ロクシタン基金なんて、聞いたこともないですし。
ところで、すべて、ここの石けん、ちょっと驚いた作り方をしていました。なんと、ブルキナの大きな石けん工場がマレーシア等から輸入する石けん素地(工場で作られた石けんを細かくしたもの)を買い、カリテの石けんのみをコールド・プロセスで手作りして、これもまた、細かくし、それを機械で混ぜ合わせて、丁度生クリームのように口金を変えて押し出すのです。重さは自動的に量られて、自動的にカットされてゆきます。カットされた石けんはひとつひとつプレス機で成型+型押しされて、包装され、完成です。
帰り、人に頼まれて、ホテルへの営業でついでに売っているというホテル朝食用はちみつ30g入りをもらいました。Koudougouという町の特産です。とってもかわいいです。