2008年10月20日

大変ごぶさたしています。今日はイッキ!

まだ、なんとなく雨季がすっきり終わらない、異常気象なバンフォラです。今日こそはイッキに昨日までの出来事を簡単に綴りたいと思います。

10月5日(日)
今日は昨日疲れていてできなかったおそうじをみんなで開始。雨季の間に数ヶ月空いたおうちは、すっかりカビだらけ。それでなくても、なぜか、到着直前にペンキの塗り替えの終わったおうちは、ペンキくさい!窓も戸も全開でやっと眠れたのです。ペンキとカビの臭いのマリアージュ。最悪です。ホテルなのに、なぜか雑巾がけしたり、食器を洗ったり。まるで別荘のよう。食品も整理します。日本人専門家はビジネスクラスで来るので、34kg(だったかな)の荷物を3つくらい持ってこれます。1年に数人が複数回往復するので、日本食が豊富!ブルキナでは日本食が手に入らないので、貴重です。

終わって一息ついて、さあ、今日はマルシェへ。バンフォラには大きな公の常設市場が2つあるのですが、毎週日曜日は大きな市が立ちます。周辺の村々から野菜や雑貨、工芸品等々、ありとあらゆるものが揃います。もちろん、シアバターも!

雨の多いバンフォラは野菜や果物、魚が豊富。隣国コートジボワールとの国境も近く、おいしいものが揃います。一通り野菜や卵、バター等々を買い、みんなで仲良くお昼。

やっと、バンフォラに帰ってきた実感がわいてきました。

10月6日(月)
今日は朝から書類書き。お昼過ぎもせっせと書いているとなんだか雲行きが怪しい。

アフリカの雨季の雨は降る時がわかります。たいていは、まず温度が高くなり、風が吹く。空が暗くなり、雷が聞こえ、まもなく大雨がやってきます。

今回もすごい大雨でびっくり。バンフォラはやっぱり雨が多い。こうなると、雷で壊れてしまうことがあるため、コンセントはすべて抜きます。7月の滞在では、このホテルのすべてのTVが壊れたとか。ホテル経営も大変です。雷ガード、つけないのかな・・・停電もしばしば起こります。でも、なぜか途中よりも、雨の始まる前が多い。

「コンセントよし、懐中電灯よし」と確認し、ノートPCでお仕事を続けていると、なにやら水しぶきが腕に。。。いやーな予感がして振り向くと、雨漏り!!!しかも、部屋のど真ん中。ベッドを急いで動かします。

急いでバケツを持ってきてみると、たまる水が赤い!!!

あまもり1.JPG


上に死体か何かがあったらどうしよう、なんて怖がっていると、もう一箇所別のところで雨漏り。

2つ目のバケツを持ってきて、やっと他のところも心配になり、見て回ったところ、私のお部屋だけの様子。帰ってきた他の2人も心配そう。なんでも、屋根裏に使ってある防水のための材料が、この赤い色となって落ちてくるのだとか。しかもかなりの毒性らしく、だから濡れた床で数匹の虫が即死したんだ、と変に納得。一応、明日修理に来てくれるらしい。寝てるときじゃなくてよかった!!!
あまもり2.JPG

10月7日(火)
DrDakuyo.JPG今日はDakuyo先生という薬学博士と面会です。2003年にバンフォラにきたときからのお知り合いです。この先生、薬局も経営しているのですが、同時に伝統医薬の会社も経営しています。元々、保健省で伝統薬の部署の立ち上げをした人物。

1978年に出されたアルマアタ宣言というものがあります。これは健康を基本的人権として認めたもので、そのために「プライマリーヘルスケア」という概念を打ち立てました。簡単に言うと、プライマリーヘルスケアとは「健康であることを基本的な人権として認め、全ての人が健康になること、そのために地域住民を主体とし、人々の最も重要なニーズに応え、問題を住民自らの力で総合的にかつ平等に解決していく方法・アプローチ」だといえます。結構難しいんです、この概念。

そういった背景のもと、身近な伝統薬が見直され、伝統的薬草学(漢方みたいなものですね)が専門の彼がフィールドを駆けずり回り、伝統的な医療者を調査し、本当に効果のあるものだけを厳選して、製品化したというわけです。現在ではブルキナ中の診療所や薬局で買うことができます。

そんな彼はブルキナきっての発明家でもあり、起業家でもあります。イデオロギーに流されやすく、伝統薬をあっという間に日陰の存在にした保健省を飛び出し、自分で会社を作り、現在に至ります。すべて機械は自分で設計し、マラリア薬だけでなく、発毛シャンプーや精力剤、痩身茶なんかまで作っちゃう。そして、薬草石けんも作っています。

しかも、そんなビジネス面だけではなく、森林保全もきっちり考えています。それもそのはず、彼は誰よりもその尊さを実感しているからなのです。日本人にモテモテの先生は、JICAのプロジェクトとも仲良し。彼らの村人向け研修(確か、持続的な森林資源の採取方法や薬草栽培方法)にも参加しています。

今回、彼に石けんのサンプル製造を頼みます。もちろん、日本でもサンプル製造をするのだけど、一度どんなもんか、こっちでもやってみようと思ってお願いしました。

丁度、明日、石けん作りをするというので、朝イチで見学をお願いしました。

他にも、今回の石けんプロジェクトについて、しばし議論。彼の参加は重要です。なにせ、外国製造業者として認められないといけないのです。薬剤師で伝統薬の専門家で、石けん製造の実績のある彼の参加は必要不可欠なのです。

なんでも、彼の石けん、最近は月産1万個らしい。よく売れてます。今日もカナダから10箱の依頼があったとか。

さあ、明日の石けん作りの見学、楽しみですね。

10月8日(水)
今日は朝から石けん作りの見学です。まずは昨日型入れした石けんのカットから。

Moule.JPG型に入れた石けんは、こんな風に寝かせてあります。








型だし.JPG2人がかりで型を抜き・・・










型はずれた.JPG型がはずれたら・・・









移動.JPGカットの機械に移し・・・







最初のカット.JPGゆっくりハンドルをまわし、カットします。











方向を変えて.JPG今度は方向を変えて









もう一回かっと.JPGまた、カット。







板に並べて.JPGひとつづつ、ばらして、板に並べて








乾燥場に運ぶ.JPG乾燥室に運び








乾燥棚に並べます.JPG棚に並べます。









苛性ソーダと薬草煮出汁.JPG今度は、石けん仕込み。
これは既に準備されていた、薬草浸出液と苛性ソーダを混ぜたもの。







クレイを測る.JPGクレイも量って、先ほどの液に入れ、混ぜ合わせます。








ぐるぐる.JPGこれと油をまぜて、ぐるぐるまわします。








トレース、かなり固め.JPGぐるぐる・・・1時間弱まぜます。かなり硬いトレースが出るまで混ぜます。なんでも型が古くなって、もれちゃうのだとか。






表面をならす.JPG型に流し込み、表面を均します。真剣。一晩寝かせて、明日、カットです。







刻印.JPG今度は昨日カットした石けんの刻印うちです。
すべて手作り機械のDakuyo先生。これも手作り。こんな感じで二人で協力して進めます。








しんけん.JPG真剣。







できあがり1.JPGできあがり。










これが包装されて、店頭に並びます。乾燥は14日。日本とは少々作り方が違います。それにしても、鹸化反応が早くてびっくり。そう、ここは暑かったのでした(笑)


10月9日(木曜日)
今日は昨日の腐りかけたジャガイモが当たったようです。毎日、なにかと地雷があり、たまに踏んじゃうと、こんな事態になります。いや、気をつけましょう。。。



posted by A DANSE at 22:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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