2008年10月27日

Centre Rakieta

今日は朝からCentre Rakietaという現地のAIDS対策組織を訪ねていました。

Rakieta、そう、私がいつも使うバス会社の名前と同じです。

元々、RakietaでHIV陽性の社員がいて、昔はお薬が高くて払えず、みんなでお金を出し合ったのが始まりだったとか。

代表者は元Rakietaのえらいさんだった(?)ようで、コーディネーターは元女性社員。第一印象、とても好いです。インテリっぽい代表、アクティブで頭の回転の速いコーディネーター。どうして、私、ここに来てなかったんだろう・・・

彼らの標語は C'est ma vie. つまり、これは私の人生、です。自分の人生なんだから、自分で自分を守ろうよ、という感じでしょうか。

彼らは啓発活動の面で評判が高く、特に若者に向けての活動で有名です。なので、今回、若者に向けて調査結果還元ワークショップを開催するにあたり、彼らに支援をお願いしたわけです。

(ちなみに、いつもネットをしている場所は、彼らのお店でした。活動資金集めの一環なんです)

快く引き受けてくださったのですが、今、HIV検査のキャンペーン中で超忙しい。しかも、今回のキャンペーンは鉱山労働者です。鉱山のある荒野を走り回らなければなりません。彼らはブルキナではリスクの高い行為が多い人たちとされています。

バンフォラ周辺は金鉱があります。金鉱は多くが露天掘りで、会社などに管理されているわけではなく、周囲には何にもない平原のど真ん中。みんな、てんでばらばらに集まり、簡単にビニールでテントのようなものを勝手に作り、寝泊りしています。団体があるわけでもなく、もちろん、単身の男性が多いです。一応、なにがしかの現金収入は得られるようで、通常よりも高い水や食べ物で生活しています。彼らに必需品や食べ物などを売りに来る、そんな商売をする人たちがいるわけです。セックス・ワーカーもそんな感じで、彼らの周りに集まってきます。

ブルキナで初めて、彼らのコミュニティーを対象にしたキャンペーンが開催されることになったのはいいのですが、なんといっても荒野のど真ん中。実施するほうは、なかなか大変なようです。

忙しく人が行き来する中でのお願い。なんだか申し訳ないのも手伝って、遠慮がちにしてたら、時間があっという間に過ぎてしまいました。

お昼からは、Dr Dakuyoのところに行き、出来上がった石けんサンプルを貰い受けます。そして、その足で小学校の先生隊員を訪ね、明日からの研修に備えてビデオカメラを借ります。最後に市役所の元上司を訪ね、工場建設用の土地・家屋の入手可能性を探ります。

明日からは5日間連続で、村でのシアバター研修に出かけます。朝、6時に出て、8時に間に合うかどうか。田舎道は大変です。そのまま16時くらいまで研修は続き、夕方遅く、帰ってくることになります。

11月2日は研修データをまとめ、3日からは首都で、いよいよ工場建設費についての交渉、プラス、メインイベント「SIAO」訪問です。

SIAOについてはまた、詳しく書きますね。

明日からはとんでもなく忙しくなりそうです!!!
posted by A DANSE at 22:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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